１次エッジ検出(箱指定)

概要

本サンプルプログラムは、１次エッジ検出(箱指定)を行います。

使用しているFVILクラス

FVIL.Video, FVIL.Data, FVIL.Edge, FVIL.CFviTimeCounter, FVIL.File

構成

画像処理装置にはWIL Ver 3.0.0.0以降がインストールされている必要があります。

操作方法

実行画面

[処理画像取得]

Grab One

カメラから画像を取り込みます｡画像取り込みが完了するか、エラーが発生するまで待機します。

LoadFile

画像ファイルを読み込みます｡読み込む画像は濃淡画像にしてください。

[表示関連]

Ascope

画面上に画像の濃度投影グラフを表示します。

[１次エッジ検出(箱指定)]

エッジ検出実行

エッジ検出を実行します｡
実行後、検出結果は赤い十字で表示されます。

[その他]

画面上の黄色ライン

エッジ検出を行う直線です。
マウス操作にて検出したい場所に移動してください。
箱内を走査し、黄色ライン上のエッジを検出します。

Save Image

表示中の画像をファイルに保存します｡

[Board設定]

Trigger Mode

トリガモードの設定を行います｡
ノーマル/内部トリガ/外部トリガ の３つから選択します｡

Video Exposure

露光時間の設定を行います｡
1〜3276750μsの範囲で指定してください。

[Parameter設定]

サブピクセル計算影響範囲

サブピクセル計算影響範囲の設定を行います。
許容値：0以上

エッジ極性

エッジ極性の設定を行います。
暗→明方向/明→暗方向/両方向 の３つから選択します｡

微分フィルタモデル：Foot

微分フィルタモデルの Foot の設定を行います。
許容値：1以上

微分フィルタモデル：Len

微分フィルタモデルの Len の設定を行います。
許容値：0以上

検出線プロジェクション片幅

検出線プロジェクション片幅の設定を行います。
許容値：0以上

ピーク閾値

ピーク閾値の設定を行います。
エッジ検出閾値が-1の時のみ有効なパラメータです。
許容値：1以上100以下

検出線数

エッジの検出数の設定を行います。
許容値：3以上

検出線方向

エッジを検出する方向の設定を行います。
右方向/左方向/下方向/上方向 の４つから選択します｡

エッジ検出閾値

エッジ検出の閾値の設定を行います。
-1を設定すると、閾値が自動決定され、エッジ点が抽出されます。
許容値：-1 または 1以上255以下

[Display Size]

x1

等倍表示にします。

Full

画像が画像表示領域内いっぱいに拡大されるよう、表示倍率を変更します。

＋

表示倍率を0.5プラスします。

−

表示倍率を0.5マイナスします。

AScope

画面上に画像の濃度投影グラフを表示します。

注意事項

FVILを使用する場合

のいずれかが必要です。

本サンプルプログラムを使用する場合は、GAC への登録が必要になります。
※GAC への登録の詳細は、WIL説明書の環境設定を参照してください。

本サンプルプログラムを使用する際には、使用許諾事項を必ずお読みください。