メモリプール

FGA ライブラリは、 内部で予め確保したデバイスメモリ領域を 「メモリプール」 として保持しています。

FGA ライブラリ関数には処理の途中で一時的なデバイスメモリ領域を必要とするものがあり、 その際にメモリプール内のデバイスメモリ領域が使用されます。 これにより、 FGA ライブラリ関数内における デバイスメモリ領域確保(及び解放)のオーバーヘッドが削減されます。

通常の場合、 メモリプールをユーザー側で意識する必要はありません。

メモリプール内のデバイスメモリ領域は、 必要とされなくなった状況であっても解放されずに保持され続けます。
これが好ましくない場合(これが要因となりメモリ不足エラーが発生する場合等)には、 fnFGA_memory_pool_exit() にてメモリプールの使用を終了することができます。


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