画像特徴量計算
[画像統計量]


関数
INT FVALGAPI	fnFGA_img_calc_average (FHANDLE himg, DOUBLE *average)
	画像濃度値の平均計算
INT FVALGAPI	fnFGA_img_calc_variance (FHANDLE himg, DOUBLE *variance)
	画像濃度値の分散計算
INT FVALGAPI	fnFGA_img_minmaxdens (FHANDLE himg, DOUBLE mindens, DOUBLE maxdens)
	最小最大濃度値計算

関数

INT FVALGAPI fnFGA_img_calc_average	(	FHANDLE	himg,
		DOUBLE *	average
	)

画像濃度値の平均計算

画像のチャネルごとの濃度値の平均を計算します。

画像 himg のチャネル番号Nの濃度値の平均はそれぞれ average[N] に格納されます。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_calc_average() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては「FIE ライブラリ説明書」を参照して下さい。

引数:

`[in]`	himg	入力画像 ( FGA 画像オブジェクト / type: uc8, s16, us16, double )
`[out]`	average	濃度値の平均の配列 himg のチャネル数分の配列長が必要です。

戻り値:

INT FVALGAPI fnFGA_img_calc_variance	(	FHANDLE	himg,
		DOUBLE *	variance
	)

画像濃度値の分散計算

画像のチャネルごとの濃度値の分散を計算します。
入力画像のサイズは幅と高さが共に1ではないものとします。

画像 himg のチャネル番号Nの濃度値の分散はそれぞれ variance[N] に格納されます。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_calc_variance() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては「FIE ライブラリ説明書」を参照して下さい。

引数:

`[in]`	himg	入力画像 ( FGA 画像オブジェクト / type: uc8, s16, us16, double )
`[out]`	variance	濃度値の分散の配列 himg のチャネル数分の配列長が必要です。

戻り値:

INT FVALGAPI fnFGA_img_minmaxdens	(	FHANDLE	himg,
		DOUBLE *	mindens,
		DOUBLE *	maxdens
	)

最小最大濃度値計算

画像のチャネルごとの最小最大濃度値を計算します。

画像 himg のチャネル番号Nの最大最小濃度値はそれぞれ mindens[N], maxdens[N] に格納されます。ただし、 himg が F_IMG_RGBQUAD または F_IMG_RGBTRIPLE の場合には、以下のように濃度値が格納されます。

F_IMG_RGBQUADの場合

F_IMG_RGBTRIPLEの場合

himg の型が F_IMG_RGBQUAD または F_IMG_RGBTRIPLE である場合にはチャネル数は１でなければいけません。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_minmaxdens() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては「FIE ライブラリ説明書」を参照して下さい。

引数:

`[in]`	himg	入力画像 ( FGA 画像オブジェクト / type: bin, uc8, s16, us16, i32, ui32, i64, float, double, rgbq, rgbtri )
`[out]`	mindens	最小濃度値の配列 himg のチャネル数分の長さが必要です。 himg がF_IMG_RGBQUADの場合には長さ４以上の配列、F_IMG_RGBTRIPLE型の場合には長さ３以上の配列を指定してください。
`[out]`	maxdens	最大濃度値の配列 himg のチャネル数分の長さが必要です。 himg がF_IMG_RGBQUADの場合には長さ４以上の配列、F_IMG_RGBTRIPLE型の場合には長さ３以上の配列を指定してください。

戻り値: