関数 | |
FHANDLE FVALGAPI | fnFIE_ml_sample_alloc (INT vec_dimension) |
教師データオブジェクトの生成 | |
INT FVALGAPI | fnFIE_ml_sample_get_params (FHANDLE hMl_sample, INT *vec_dimension, INT *sample_num) |
教師データオブジェクトのパラメータ取得 | |
INT FVALGAPI | fnFIE_ml_sample_add_data (FHANDLE hMl_sample, DOUBLE *sample_data, INT response) |
教師データの追加 |
FHANDLE FVALGAPI fnFIE_ml_sample_alloc | ( | INT | vec_dimension | ) |
教師データオブジェクトの生成
vec_dimension で指定された次元の特徴ベクトルを教師データとして 取り扱う教師データオブジェクトを作成し、そのハンドルを返します。 パラメータ不正や、メモリ不足などでオブジェクトを確保 できなかった場合は、NULLが返却されます。
生成されたハンドルが不要になったら fnFIE_free_object() にて解放してください。
指定する特徴ベクトルの次元は、0よりも大きい値である必要があります。
[in] | vec_dimension | 特徴ベクトルの次元(0 < vec_dimension ) |
正常終了 | 作成された教師データオブジェクトのハンドル | |
NULL | 異常終了(パラメータ不正、メモリ不足など) |
INT FVALGAPI fnFIE_ml_sample_get_params | ( | FHANDLE | hMl_sample, | |
INT * | vec_dimension, | |||
INT * | sample_num | |||
) |
教師データオブジェクトのパラメータ取得
hMl_sample で指定した教師データオブジェクトのパラメータを取得します。 取得できるのは、特徴ベクトルの次元数、現在設定されている教師データの数、です。
出力先の引数は全てNULLポインタチェックがされるため、必要の無いものについてはNULL指定が可能です。 このとき、 hMl_sample 以外のパラメータがNULLであっても、エラーにはならず正常終了します。
[in] | hMl_sample | 情報を取得する教師データオブジェクトのハンドル |
[out] | vec_dimension | 特徴ベクトルの次元数 |
[out] | sample_num | 設定されている教師データの数 |
F_ERR_NONE | 正常終了 | |
F_ERR_INVALID_OBJECT | 入力された教師データオブジェクトが不正 | |
F_ERR_NO_LICENCE | ライセンスエラー、または未初期化エラー |
INT FVALGAPI fnFIE_ml_sample_add_data | ( | FHANDLE | hMl_sample, | |
DOUBLE * | sample_data, | |||
INT | response | |||
) |
教師データの追加
hMl_sample で指定した教師データオブジェクトに教師データを追加します。
sample_data で追加する特徴ベクトルを保持した配列の先頭ポインタ、 response で特徴ベクトルに対する ラベルを指定します。
sample_data で指定する配列は、 必ず hMl_sample で扱う特徴ベクトルの次元数だけのサイズを確保した配列にして下さい。 また、response は0以上の整数で指定してください。
sample_data で指定した配列の数値は、本関数内部で教師データオブジェクトにコピーされます。 そのため、本関数を呼び出した後に train_data に変更を加えても(配列内の数値を変更する、配列の領域を解放する等)、 オブジェクト内部のデータには影響はありません。
本関数内部でメモリ確保に失敗した場合は F_ERR_NOMEMORY を返しますが、 それ以前にオブジェクトに設定されていたデータは保持されたままになります。
[in] | hMl_sample | 教師データを追加する教師データオブジェクトのハンドル |
[in] | *sample_data | 追加する教師データの特徴ベクトル |
[in] | response | 追加する教師データのラベル |
F_ERR_NONE | 正常終了 | |
F_ERR_INVALID_PARAM | 入力されたパラメータが不正 | |
F_ERR_INVALID_OBJECT | 入力された教師データオブジェクトが不正 | |
F_ERR_NOMEMORY | メモリ不足による領域確保エラー | |
F_ERR_NO_LICENCE | ライセンスエラー、または未初期化エラー |