リージョン<->画像変換
[リージョン処理]


関数

INT FVALGAPI fnFIE_region_decode (FHANDLE hreg, FHANDLE himg, PNT_T offset, DOUBLE dens)
 リージョンを画像に描画する
FHANDLE FVALGAPI fnFIE_region_encode (FHANDLE himg, PNT_T offset)
 画像からREGIONを抽出する

関数

INT FVALGAPI fnFIE_region_decode ( FHANDLE  hreg,
FHANDLE  himg,
PNT_T  offset,
DOUBLE  dens 
)

リージョンを画像に描画する

画像 himg に リージョン hreg を濃度値 dens で描画します。 リージョンの領域外は濃度を変更せずに、元の画像の状態を保持します。 必要であれば事前に画像をクリアして下さい。

描画先画像は、チャネル数1でなければいけません。

offset は2値画像の座標の原点を指定するためのパラメータです。 画像(0,0)の画素の座標をいくつと見なすかを設定します(下図参照)。 チャイルド画像に対して描画を行う際に、ルート画像の原点を 座標の原点としたい場合などに利用します。

measure_offset.png

Fig. offsetパラメータの説明

引数:
[in] hreg 描画するリージョンオブジェクトハンドル
[out] himg 描画先画像オブジェクトハンドル( type: bin, uc8, s16, us16, double )
[in] offset 描画先画像の原点オフセット
[in] dens 描画する濃度値
戻り値:
F_ERR_NONE 正常終了
F_ERR_INVALID_OBJECT 不正なオブジェクトハンドルが渡された
F_ERR_INVALID_IMAGE 不正な画像オブジェクトハンドルが渡された
F_ERR_NO_LICENCE ライセンスエラー、または未初期化エラー

FHANDLE FVALGAPI fnFIE_region_encode ( FHANDLE  himg,
PNT_T  offset 
)

画像からREGIONを抽出する

2値画像 himg の濃度値1の部分をREGIONにして生成します。

抽出元画像は、チャネル数1の2値画像(F_IMG_BIN)でなければいけません。

offset は2値画像の座標の原点を指定するためのパラメータです。 画像(0,0)の画素の座標をいくつと見なすかを設定します(下図参照)。 チャイルド画像からREGIONの抽出を行う際に、ルート画像の原点を 座標の原点としたい場合などに利用します。

measure_offset.png

Fig. offsetパラメータの説明

引数:
[in] himg 抽出元画像( type: bin )
[in] offset 抽出元画像原点オフセット
戻り値:
正常終了した場合は、生成したリージョンオブジェクトのハンドルを返します。 返されたリージョンオブジェクトが不要になったら fnFIE_free_object() にて オブジェクトを解放して下さい。 パラメータエラー、メモリ不足、ライセンスエラー、または未初期化エラーにより 処理が失敗した場合はNULLを返します。


Documentation copyright © 2009-2024 FAST Corporation.
Generated on Fri Aug 9 16:38:47 2024 for FIEライブラリ by doxygen 1.5.6-FASTSP-p2