モルフォロジ
[リージョン処理]


関数

INT FVALGAPI fnFIE_region_erosion_se (FHANDLE hsrc, FHANDLE *hdst, FHANDLE hse)
 構造要素指定erosion(REGION版)
INT FVALGAPI fnFIE_region_dilation_se (FHANDLE hsrc, FHANDLE *hdst, FHANDLE hse)
 構造要素指定dilation(REGION版)
INT FVALGAPI fnFIE_region_opening_se (FHANDLE hsrc, FHANDLE *hdst, FHANDLE hse)
 構造要素指定opening(REGION版)
INT FVALGAPI fnFIE_region_closing_se (FHANDLE hsrc, FHANDLE *hdst, FHANDLE hse)
 構造要素指定closing(REGION版)
INT FVALGAPI fnFIE_region_erosion (FHANDLE hsrc, FHANDLE *hdst, INT filter_num, INT iMode)
 3×3erosion(REGION版)
INT FVALGAPI fnFIE_region_dilation (FHANDLE hsrc, FHANDLE *hdst, INT filter_num, INT iMode)
 3×3dilation(REGION版)
INT FVALGAPI fnFIE_region_opening (FHANDLE hsrc, FHANDLE *hdst, INT filter_num, INT iMode)
 3×3SEによるopening(REGION版)
INT FVALGAPI fnFIE_region_closing (FHANDLE hsrc, FHANDLE *hdst, INT filter_num, INT iMode)
 3×3SEによるclosing(REGION版)

関数

INT FVALGAPI fnFIE_region_erosion_se ( FHANDLE  hsrc,
FHANDLE *  hdst,
FHANDLE  hse 
)

構造要素指定erosion(REGION版)

指定の構造要素によるREGIONのerosion。

構造要素Bによるerosion $ \varepsilon _{B} $ を行います。

本関数実行後 *hdst の計算済み特徴量はすべてクリアされます。 *hdst の値がNULLの場合 *hdst には自動的にREGIONオブジェクトが割り当てられます。 ユーザ側で fnFIE_free_object() によってオブジェクトの解放を行って下さい。

hsrc と *hdst が同一ハンドルでも問題はありません。 エラー終了時には *hdst の内容は本関数実行前の状態を保持します。( *hdst がNULLだった場合はNULLのまま。) hdst に hsrc ハンドルのアドレスを指定し本関数を実行して正常終了した場合、 hsrc には再構築された新しいデータ（処理結果）が格納されます。

引数:
[in] hsrc 処理対象REGIONハンドル
[out] hdst 処理結果REGIONハンドルのアドレス
[in] hse 構造要素のハンドル
戻り値:
F_ERR_NONE 正常終了
F_ERR_INVALID_OBJECT 不正なハンドルが指定されたため異常終了
F_ERR_NOMEMORY メモリ不足で確保に失敗した
F_ERR_NO_LICENCE ライセンスエラー、または未初期化エラー

INT FVALGAPI fnFIE_region_dilation_se ( FHANDLE  hsrc,
FHANDLE *  hdst,
FHANDLE  hse 
)

構造要素指定dilation(REGION版)

指定の構造要素によるREGIONのdilation。

構造要素Bによるdilation $ \delta _{B} $ を行います。

本関数実行後 *hdst の計算済み特徴量はすべてクリアされます。 *hdst の値がNULLの場合 *hdst には自動的にREGIONオブジェクトが割り当てられます。 ユーザ側で fnFIE_free_object() によってオブジェクトの解放を行って下さい。

hsrc と *hdst が同一ハンドルでも問題はありません。 エラー終了時には *hdst の内容は本関数実行前の状態を保持します。 ( *hdst がNULLだった場合はNULLのまま。) hdst に hsrc ハンドルのアドレスを指定し本関数を実行して正常終了した場合、 hsrc には再構築された新しいデータ（処理結果）が格納されます。

引数:
[in] hsrc 処理対象REGIONハンドル
[out] hdst 処理結果REGIONハンドルのアドレス
[in] hse 構造要素のハンドル
戻り値:
F_ERR_NONE 正常終了
F_ERR_INVALID_OBJECT 不正なハンドルが指定されたため異常終了
F_ERR_NOMEMORY メモリ不足で確保に失敗した
F_ERR_NO_LICENCE ライセンスエラー、または未初期化エラー

INT FVALGAPI fnFIE_region_opening_se ( FHANDLE  hsrc,
FHANDLE *  hdst,
FHANDLE  hse 
)

構造要素指定opening(REGION版)

指定の構造要素によるREGIONのopening $ \gamma _{B} $ を行います。

本関数実行後 *hdst の計算済み特徴量はすべてクリアされます。 *hdst の値がNULLの場合 *hdst には自動的にREGIONオブジェクトが割り当てられます。 ユーザ側で fnFIE_free_object() によってオブジェクトの解放を行って下さい。

hsrc と *hdst が同一ハンドルでも問題はありません。 エラー終了時には *hdst の内容は本関数実行前の状態を保持します。 ( *hdst がNULLだった場合はNULLのまま。) hdst に hsrc ハンドルのアドレスを指定し本関数を実行して正常終了した場合、 hsrc には再構築された新しいデータ（処理結果）が格納されます。

引数:
[in] hsrc 処理対象REGIONハンドル
[out] hdst 処理結果REGIONハンドルのアドレス
[in] hse 構造要素のハンドル
戻り値:
F_ERR_NONE 正常終了
F_ERR_INVALID_OBJECT 不正なハンドルが指定されたため異常終了
F_ERR_NOMEMORY メモリ不足で確保に失敗した
F_ERR_NO_LICENCE ライセンスエラー、または未初期化エラー

INT FVALGAPI fnFIE_region_closing_se ( FHANDLE  hsrc,
FHANDLE *  hdst,
FHANDLE  hse 
)

構造要素指定closing(REGION版)

指定の構造要素によるREGIONのclosing $ \phi _{B} $ を行います。

本関数実行後 *hdst の計算済み特徴量はすべてクリアされます。 *hdst の値がNULLの場合 *hdst には自動的にREGIONオブジェクトが割り当てられます。 ユーザ側で fnFIE_free_object() によってオブジェクトの解放を行って下さい。

hsrc と *hdst が同一ハンドルでも問題はありません。 エラー終了時には *hdst の内容は本関数実行前の状態を保持します。 ( *hdst がNULLだった場合はNULLのまま。) hdst に hsrc ハンドルのアドレスを指定し本関数を実行して正常終了した場合、 hsrc には再構築された新しいデータ（処理結果）が格納されます。

引数:
[in] hsrc 処理対象REGIONハンドル
[out] hdst 処理結果REGIONハンドルのアドレス
[in] hse 構造要素のハンドル
戻り値:
F_ERR_NONE 正常終了
F_ERR_INVALID_OBJECT 不正なハンドルが指定されたため異常終了
F_ERR_NOMEMORY メモリ不足で確保に失敗した
F_ERR_NO_LICENCE ライセンスエラー、または未初期化エラー

INT FVALGAPI fnFIE_region_erosion ( FHANDLE  hsrc,
FHANDLE *  hdst,
INT  filter_num,
INT  iMode 
)

3×3erosion(REGION版)

８近傍(iMode=0)の場合
3×3の矩形構造要素によるerosionを指定回数実行します。
４近傍(iMode=1)の場合
3×3の矩形構造要素から、アンカ位置の左上、右上、左下、右下を除いた構造要素によるerosionを指定回数実行します。
本関数実行後 *hdst の計算済み特徴量はすべてクリアされます。 *hdst の値がNULLの場合 *hdst には自動的にREGIONオブジェクトが割り当てられます。 ユーザ側で fnFIE_free_object() によってオブジェクトの解放を行って下さい。

hsrc と *hdst が同一ハンドルでも問題はありません。 エラー終了時には *hdst の内容は本関数実行前の状態を保持します。 ( *hdst がNULLだった場合はNULLのまま。) hdst に hsrc ハンドルのアドレスを指定し本関数を実行して正常終了した場合、 hsrc には再構築された新しいデータ（処理結果）が格納されます。

引数:
[in] hsrc 処理対象REGIONハンドル
[out] hdst 処理結果REGIONハンドルのアドレス
[in] filter_num erosion実行回数(1以上)
[in] iMode 近傍モード（0:８近傍 1:４近傍）
戻り値:
F_ERR_NONE 正常終了
F_ERR_INVALID_OBJECT 不正なハンドルが指定されたため異常終了
F_ERR_NOMEMORY メモリ不足で確保に失敗した
F_ERR_INVALID_PARAM パラメータ異常
F_ERR_NO_LICENCE ライセンスエラー、または未初期化エラー
参照:
fnFIE_region_erosion_se()

INT FVALGAPI fnFIE_region_dilation ( FHANDLE  hsrc,
FHANDLE *  hdst,
INT  filter_num,
INT  iMode 
)

3×3dilation(REGION版)

８近傍(iMode=0)の場合
3×3の矩形構造要素によるdilationを指定回数実行します。
４近傍(iMode=1)の場合
3×3の矩形構造要素から、アンカ位置の左上、右上、左下、右下を除いた構造要素によるdilationを指定回数実行します。
本関数実行後 *hdst の計算済み特徴量はすべてクリアされます。 *hdst の値がNULLの場合 *hdst には自動的にREGIONオブジェクトが割り当てられます。 ユーザ側で fnFIE_free_object() によってオブジェクトの解放を行って下さい。

hsrc と *hdst が同一ハンドルでも問題はありません。 エラー終了時には *hdst の内容は本関数実行前の状態を保持します。 ( *hdst がNULLだった場合はNULLのまま。) hdst に hsrc ハンドルのアドレスを指定し本関数を実行して正常終了した場合、 hsrc には再構築された新しいデータ（処理結果）が格納されます。

引数:
[in] hsrc 処理対象REGIONハンドル
[out] hdst 処理結果REGIONハンドルのアドレス
[in] filter_num dilation実行回数(1以上)
[in] iMode 近傍モード（0:８近傍 1:４近傍）
戻り値:
F_ERR_NONE 正常終了
F_ERR_INVALID_OBJECT 不正なハンドルが指定されたため異常終了
F_ERR_NOMEMORY メモリ不足で確保に失敗した
F_ERR_INVALID_PARAM パラメータ異常
F_ERR_NO_LICENCE ライセンスエラー、または未初期化エラー
参照:
fnFIE_region_dilation_se()

INT FVALGAPI fnFIE_region_opening ( FHANDLE  hsrc,
FHANDLE *  hdst,
INT  filter_num,
INT  iMode 
)

3×3SEによるopening(REGION版)

８近傍(iMode=0)の場合
3×3の矩形構造要素によって、指定の iMode , filter_num で fnFIE_region_erosion() を行った後、 fnFIE_region_dilation() を行った結果を出力します。
４近傍(iMode=1)の場合
3×3の矩形構造要素から、アンカ位置の左上、右上、左下、右下を除いた構造要素によって、 指定の iMode , filter_num で fnFIE_region_erosion() を行った後、 fnFIE_region_dilation() を行った結果を出力します。
本関数実行後 *hdstの計算済み特徴量はすべてクリアされます。 *hdst の値がNULLの場合 *hdst には自動的にREGIONオブジェクトが割り当てられます。 ユーザ側で fnFIE_free_object() によってオブジェクトの解放を行って下さい。

hsrc と *hdst が同一ハンドルでも問題はありません。 エラー終了時には *hdst の内容は本関数実行前の状態を保持します。 ( *hdst がNULLだった場合はNULLのまま。) hdst に hsrc ハンドルのアドレスを指定し本関数を実行して正常終了した場合、 hsrc には再構築された新しいデータ（処理結果）が格納されます。

引数:
[in] hsrc 処理対象REGIONハンドル
[out] hdst 処理結果REGIONハンドルのアドレス
[in] filter_num erosion/dilation実行回数(1以上)
[in] iMode 近傍モード（0:８近傍 1:４近傍）
戻り値:
F_ERR_NONE 正常終了
F_ERR_INVALID_OBJECT 不正なハンドルが指定されたため異常終了
F_ERR_NOMEMORY メモリ不足で確保に失敗した
F_ERR_INVALID_PARAM パラメータ異常
F_ERR_NO_LICENCE ライセンスエラー、または未初期化エラー
参照:
fnFIE_region_erosion(), fnFIE_region_dilation()

INT FVALGAPI fnFIE_region_closing ( FHANDLE  hsrc,
FHANDLE *  hdst,
INT  filter_num,
INT  iMode 
)

3×3SEによるclosing(REGION版)

指定の iMode , filter_num で fnFIE_region_dilation() を行った後、 fnFIE_region_erosion() を行った結果を出力します。

８近傍(iMode=0)の場合
3×3の矩形構造要素によって、指定の iMode , filter_num で fnFIE_region_dilation() を行った後、 fnFIE_region_erosion() を行った結果を出力します。
４近傍(iMode=1)の場合
3×3の矩形構造要素から、アンカ位置の左上、右上、左下、右下を除いた構造要素によって、 指定の iMode , filter_num で fnFIE_region_dilation() を行った後、 fnFIE_region_erosion() を行った結果を出力します。
本関数実行後 *hdst の計算済み特徴量はすべてクリアされます。 *hdst の値がNULLの場合 *hdst には自動的にREGIONオブジェクトが割り当てられます。 ユーザ側で fnFIE_free_object() によってオブジェクトの解放を行って下さい。

hsrc と *hdst が同一ハンドルでも問題はありません。 エラー終了時には *hdst の内容は本関数実行前の状態を保持します。 ( *hdst がNULLだった場合はNULLのまま。) hdst に hsrc ハンドルのアドレスを指定し本関数を実行して正常終了した場合、 hsrc には再構築された新しいデータ（処理結果）が格納されます。

引数:
[in] hsrc 処理対象REGIONハンドル
[out] hdst 処理結果REGIONハンドルのアドレス
[in] filter_num dilation/erosion実行回数(1以上)
[in] iMode 近傍モード（0:８近傍 1:４近傍）
戻り値:
F_ERR_NONE 正常終了
F_ERR_INVALID_OBJECT 不正なハンドルが指定されたため異常終了
F_ERR_NOMEMORY メモリ不足で確保に失敗した
F_ERR_INVALID_PARAM パラメータ異常
F_ERR_NO_LICENCE ライセンスエラー、または未初期化エラー
参照:
fnFIE_region_erosion(), fnFIE_region_dilation()

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