FGA ライブラリの使い方 (Windows 向け)

FGA ライブラリ SDK

FGA ライブラリの SDK には下記のものが含まれます。

  ファイル名
WIL 3.0.0.x 用 WIL 3.1.0.x 用
DLL 64 bit fgamt.x64.3.0.0.dll fgamt.x64.3.1.0.dll
インポートライブラリ 64 bit fgamt.x64.3.0.0.lib fgamt.x64.3.1.0.lib
インクルードファイル fga.h
FGA ライブラリ説明書 (本書) fga.chm




セットアップ

FGA ライブラリを使用したアプリケーションの開発を行う環境 (開発環境)、及び実行を行う環境 (実行環境) では下記セットアップを行う必要があります。


※1.
FGA ライブラリは WIL に含まれる C 言語 I/F のライブラリである 「FIE ライブラリ」 のみを必要とします。



ランタイムライセンス

FGA ライブラリを PC 上で動作させる為には、下記のランタイムライセンスが必要となります。 これらのライセンス情報が PC 上に存在していない場合、FGA ライブラリの関数はライセンスエラーとなり異常終了します。
このとき、戻り値が INT 型である関数では F_ERR_NO_LICENCE エラーが、戻り値が ポインタ 型である関数では NULL が戻り値として 返されます。




ライブラリの初期化

FGA ライブラリを使用する為には、 fnFGA_setup() にてライブラリ全体の初期化処理を行う必要があります。
初期化処理が行われていない場合 FGA ライブラリ関数は正常に動作しませんので、アプリケーションの開始直後に一度 fnFGA_setup() の呼び出しを行うことをお忘れにならないようお願い致します。

さらに FGA ライブラリを正常に動作させる為には、 fnFIE_setup() により FIE ライブラリの初期化処理が済まされている必要があります。
fnFIE_setup() についての詳細は、 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。
fnFIE_setup() fnFGA_setup() の呼び出しを行う順序はどちらでもかまいません。




ライブラリの終了

FGA ライブラリを終了する際には、 fnFGA_teardown() にてライブラリ全体の終了処理を行って下さい。




アプリケーションの作成例

ここでは上記 FGA ライブラリ SDK を使用してアプリケーションを作成する例を示します。

インクルードファイル
FGA ライブラリの関数等の定義は上記 FGA ライブラリ SDK に含まれる fga.h にて定義されています。
ご使用の際には、使用するソースファイルにて fga.h をインクルードして下さい。
ライブラリへのリンク
FGA ライブラリへのリンクは上記 FGA ライブラリ SDK に含まれる インポートライブラリ を使用して行って下さい。
下記は Visual C++ で pragma を使用した WIL 3.1.0.x / 64 bit 環境での記述例です。
#pragma comment (lib, "fgamt.x64.3.1.0.lib")


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