FGA 画像オブジェクト
[FGA ライブラリ]

パディングサイズの設定.

fnFGA_img_root_alloc() 又は fnFGA_img_root_realloc() により FGA ルート画像オブジェクトの確保を行う際に、 画像メモリのステップ（画像メモリ幅）を何バイト単位にするかを 2^n の指数nで設定します。
※ FGA 画像オブジェクトの画像メモリについては「FGA ライブラリの画像メモリ」を参照して下さい。

本関数を１度も呼ばなかった場合のデフォルト値は n=4 です。 特別な理由が無い限りデフォルトの n=4 のまま使用することを推奨します。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_set_padding_size() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]

exp

ステップサイズ 2^n の乗数n (0≦n≦10) デフォルト==4

戻り値:

	F_ERR_NONE	正常終了
	F_ERR_INVALID_PARAM	パラメーターエラー
	F_ERR_NO_LICENCE	ライセンスエラー、または未初期化エラー

注意:

この関数で設定された値は、グローバル変数にて保持され、 以降の全ての fnFGA_img_root_alloc()、 fnFGA_img_root_realloc() の動作に影響を及ぼすため注意してください。

ルート画像 (FGA 画像オブジェクト) の確保.

ルート画像 (FGA 画像オブジェクト) を確保します。

生成されたルート画像が不要になったら FIE ライブラリの関数 fnFIE_free_object() にて解放して下さい。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_root_alloc() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	type	確保する画像種別。 下記のいずれかを指定して下さい。 F_IMG_BIN F_IMG_UC8 F_IMG_S16 F_IMG_US16 F_IMG_DOUBLE F_IMG_RGBQUAD F_IMG_I32 F_IMG_UI32 F_IMG_I64 F_IMG_FLOAT F_IMG_RGBTRIPLE
[in]	channels	チャネル数(1〜16)
[in]	width	画像幅(1以上)
[in]	height	画像高さ(1以上)

戻り値:

確保された FGA 画像オブジェクトのハンドルを返します。 ライセンスエラー、未初期化エラー、またはエラー不足等で確保に失敗した場合は NULL を返します。

ルート画像 (FGA 画像オブジェクト) の確保 (import 版).

外部で確保された画像メモリ空間を使用して、ルート画像 (FGA 画像オブジェクト) を作成します。
ここで使用する外部の画像メモリ空間は FGA 画像オブジェクトが扱うことが出来るメモリ空間でなければなりません。
FGA 画像オブジェクトが扱うことが出来るメモリ空間に関しては「FGA ライブラリの画像メモリ」のページを参照して下さい。

本関数で作成したルート画像はリサイズすることができません。

生成されたルート画像が不要になったら FIE ライブラリの関数 fnFIE_free_object() にて解放して下さい。
ただし、本関数で作成されたルート画像を解放しても、登録された画像メモリ空間は解放されません。 このため、登録した画像メモリ空間は登録を行ったユーザー側で解放処理を行う必要があります。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_import_alloc() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	adrss	FGA 画像メモリのポインタ列 (チャネル0から順番になった配列で channels パラメータ個分の要素が必要)
[in]	channels	チャネル数(1〜16)
[in]	type	画像種別 F_IMG_BIN F_IMG_UC8 F_IMG_S16 F_IMG_US16 F_IMG_DOUBLE F_IMG_RGBQUAD F_IMG_I32 F_IMG_UI32 F_IMG_I64 F_IMG_FLOAT F_IMG_RGBTRIPLE
[in]	step	画像ステップ(メモリ横幅：画素サイズ単位) 但し、下記の画像型の場合は単位が変わります F_IMG_BIN型の場合：UINTブロック数 F_IMG_RGBTRIPLE型の場合：バイト単位
[in]	width	画像幅(1以上)
[in]	height	画像高さ(1以上)

戻り値:

確保された FGA 画像オブジェクトのハンドルを返します。 ライセンスエラー、未初期化エラー、またはメモリ不足で確保に失敗した場合はNULLを返します。

ルート画像 (FGA 画像オブジェクト) の変更.

ルート画像 (FGA 画像オブジェクト) のサイズ等を変更します。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_root_realloc() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

注意

ルート画像を realloc すると、それまで attach されていたチャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト)はすべて NULL チャイルド画像 になります。
また fnFGA_img_root_import_alloc() にて確保されたルート画像 (FGA 画像オブジェクト) が指定された場合は、 F_ERR_INVALID_IMAGE エラーとなります。

引数:

[in]	himg	サイズを変更するルート画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル
[in]	type	確保する画像種別 F_IMG_BIN F_IMG_UC8 F_IMG_S16 F_IMG_US16 F_IMG_DOUBLE F_IMG_RGBQUAD F_IMG_I32 F_IMG_UI32 F_IMG_I64 F_IMG_FLOAT F_IMG_RGBTRIPLE
[in]	channels	チャネル数(1〜16)
[in]	width	画像幅(1以上)
[in]	height	画像高さ(1以上)

戻り値:

	F_ERR_NONE	正常終了
	F_ERR_NOMEMORY	メモリ不足で確保に失敗した
	F_ERR_INVALID_IMAGE	不正な画像が渡された(ハンドルが不正orインポートされていてリサイズ不可)
	F_ERR_INVALID_PARAM	パラメータ不正
	F_ERR_NO_LICENCE	ライセンスエラー、または未初期化エラー

ルート画像 (FGA 画像オブジェクト) のコピー.

hsrc に指定された画像 (FGA 画像オブジェクト) と同じサイズの ルート画像 (FGA 画像オブジェクト) を新たに生成し、 内容を複製して *hdst に返します。

生成された画像ハンドル (*hdst) が不要になったら FIE ライブラリの関数 fnFIE_free_object() にて解放してください。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_root_copy() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	hsrc	コピー元画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル ( type: all )
[out]	hdst	コピーされたルート画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル 関数エントリー時 *hdst == NULL でなければなりません。

戻り値:

	F_ERR_NONE	正常終了
	F_ERR_INVALID_PARAM	パラメータエラー ( hdst がNULL または *hdst != NULL )
	F_ERR_INVALID_IMAGE	不正画像エラー ( hsrc が不正 )
	F_ERR_NOMEMORY	メモリ不足エラー
	F_ERR_NO_LICENCE	ライセンスエラー、または未初期化エラー

チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト)の確保.

指定のルート画像 (FGA 画像オブジェクト) の部分矩形領域をチャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) に割り当てます。

生成されたチャイルド画像が不要になったら FIE ライブラリの関数 fnFIE_free_object() にて解放して下さい。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_child_alloc() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	hroot	ルート画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル (チャイルド画像でも可)
[in]	offset_x	ルート座標系における、チャイルド領域左上x座標 (0≦ offset_x ≦ (ルート画像の幅 -1 - width ))
[in]	offset_y	ルート座標系における、チャイルド領域左上y座標 (0≦ offset_y ≦ (ルート画像の高さ -1 - height ))
[in]	width	チャイルド領域幅 (1≦ width ≦(ルート画像の幅 - offset_x ))
[in]	height	チャイルド領域高さ(1≦ height ≦(ルート画像の高さ - offset_y ))

戻り値:

正常終了した場合は、確保されたチャイルド画像(FGA 画像オブジェクト) のハンドルを返します。 ライセンスエラー、未初期化エラー、パラメータ不正やメモリ確保失敗により異常終了した場合は、NULLを返します。

チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) の確保. (単一チャネル割り当て版).

指定のルート画像 (FGA 画像オブジェクト) の部分矩形領域をチャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) に割り当てます。
作成されるチャイルド画像 は、ルート画像の指定の単一チャネルのみに割り当てられます。

生成されたチャイルド画像が不要になったら FIE ライブラリの関数 fnFIE_free_object() にて解放して下さい。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_child_alloc_single_ch() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	hroot	ルート画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル (チャイルド画像でも可)
[in]	ch	チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) を割り当てる、ルート画像 (FGA 画像オブジェクト) のチャネル (0≦ ch ≦(ルート画像のch数-1))
[in]	offset_x	ルート座標系における、チャイルド領域左上x座標(0≦ offset_x ≦(ルート画像の幅 -1 - width ))
[in]	offset_y	ルート座標系における、チャイルド領域左上y座標(0≦ offset_y ≦(ルート画像の高さ -1 - height ))
[in]	width	チャイルド領域幅 (1≦ width ≦(ルート画像の幅 - offset_x ))
[in]	height	チャイルド領域高さ(1≦ height ≦(ルート画像の高さ - offset_y ))

戻り値:

正常終了した場合は、確保されたチャイルド画像のハンドルを返します。 ライセンスエラー、未初期化エラー、パラメータ不正やメモリ確保失敗により異常終了した場合は、NULLを返します。

チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) のルート画像 (FGA 画像オブジェクト) への割り当てを解除. (NULL チャイルド画像にする).

チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) のルート画像 (FGA 画像オブジェクト) への割り当てを解除します。 割り当てを解除されたチャイルド画像は画像を保持しない (NULLポインタを持つ) 画像ハンドラになります。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_child_detach() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]

hchild

解除するチャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル

戻り値:

	F_ERR_NONE	正常終了
	F_ERR_INVALID_IMAGE	異常終了(ハンドルに NULL が渡された or ルート画像が渡された)
	F_ERR_NO_LICENCE	ライセンスエラー、または未初期化エラー

チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) をルート画像 (FGA 画像オブジェクト) へ割り当てる.

hchild パラメータで指定される既存のチャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) を、hroot パラメータで指定される画像へ割り当て直します。
割り当て先の hoot パラメータにはルート画像 (FGA 画像オブジェクト) とチャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) のどちらでも指定することができます。

割り当て直されたチャイルド画像は、割り当て先の画像と同じチャネル数を持ちます。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_child_attach() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	hchild	割り当てるチャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト)
[in]	hroot	割り当て先の ルート または チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト)
[in]	x	領域左上x座標 (0≦ x ≦(ルート画像の幅 -1 - width ))
[in]	y	領域左上y座標 (0≦ y ≦(ルート画像の高さ -1 - height ))
[in]	width	領域幅 (1≦ width ≦(ルート画像の幅 - x ))
[in]	height	領域高さ (1≦ height ≦(ルート画像の高さ- y ))

戻り値:

	F_ERR_NONE	正常終了
	F_ERR_INVALID_PARAM	パラメータエラー
	F_ERR_INVALID_IMAGE	不正な画像が渡されました
	F_ERR_NOMEMORY	メモリ不足により異常終了
	F_ERR_NO_LICENCE	ライセンスエラー、または未初期化エラー

チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) をルート画像 (FGA 画像オブジェクト) へ割り当てる. (単一チャネル割り当て版).

hchild パラメータで指定される既存のチャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) を、hroot パラメータで指定される画像へ割り当て直します。
割り当て先の hoot パラメータにはルート画像 (FGA 画像オブジェクト) とチャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) のどちらでも指定することができます。

割り当て直されたチャイルド画像は、割り当て先の画像の単一チャネルのみに割り当てられます。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_child_attach_single_ch() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	hchild	割り当てるチャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト)
[in]	hroot	割り当て先の ルート または チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト)
[in]	ch	チャイルド画像を割り当てる、ルート画像のチャネル(0≦ ch ≦(ルート画像のch数-1))
[in]	x	領域左上x座標 (0≦ x ≦(ルート画像の幅 -1 - width ))
[in]	y	領域左上y座標 (0≦ y ≦(ルート画像の高さ -1 - height ))
[in]	width	領域幅 (1≦ width ≦(ルート画像の幅- x ))
[in]	height	領域高さ (1≦ height ≦(ルート画像の高さ- y ))

戻り値:

	F_ERR_NONE	正常終了
	F_ERR_INVALID_PARAM	パラメータエラー
	F_ERR_INVALID_IMAGE	不正な画像が渡されました
	F_ERR_NOMEMORY	メモリ不足により異常終了
	F_ERR_NO_LICENCE	ライセンスエラー、または未初期化エラー

チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) の解放.

本関数は FIE ライブラリの関数 fnFIE_free_object() から呼び出される関数です。 直接本関数をコールすることはしないで下さい。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_child_free() となります。

引数:

[in]

hchild

解放するチャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル

２値画像 (FGA 画像オブジェクト) の画像アドレス取得.

himg パラメータで指定された２値画像 (FGA 画像オブジェクト) の左上アドレスを返します。
２値画像以外の FGA 画像オブジェクトに対しては fnFGA_img_get_ch_adrs() を使用して下さい。

本関数で取得されるのは FGA 画像オブジェクトが扱う画像メモリのアドレスであり、CPU から直接アクセス出来ませんので御注意下さい。
FGA 画像オブジェクトが扱う画像メモリについては「 FGA ライブラリの画像メモリ 」のページを参照して下さい。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFGA_img_get_ch_binadrs() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	himg	アドレスを取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル
[in]	channel	アドレスを取得するチャネルの番号
[out]	adrs	左上画素が含まれるブロックのアドレス
[out]	bitpos	ブロック内の左上画素のビット位置。 ブロック内一番左側(X座標が小さい方)を0とする0〜31の値。

２値画像 (FGA 画像オブジェクト) の画像アドレス取得. (チャネル 0 固定).

himg パラメータで指定された２値画像 (FGA 画像オブジェクト) の「チャネル 0 番の」左上アドレスを返します。
0 番以外のチャネルのアドレスを取得したい場合は fnFGA_img_get_ch_binadrs() を使用して下さい。
２値画像以外の FGA 画像オブジェクトに対しては fnFGA_img_get_adrs() を使用して下さい。

本関数で取得されるのは FGA 画像オブジェクトが扱う画像メモリのアドレスであり、CPU から直接アクセス出来ませんので御注意下さい。
FGA 画像オブジェクトが扱う画像メモリについては「 FGA ライブラリの画像メモリ 」のページを参照して下さい。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_binadrs() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	himg	アドレスを取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル
[out]	adrs	左上画素が含まれるブロックのアドレス
[out]	bitpos	ブロック内の左上画素のビット位置。 ブロック内一番左側(X座標が小さい方)を0とする0〜31の値。

画像 (FGA 画像オブジェクト) の画像アドレス取得.

himg パラメータで指定された画像 (FGA 画像オブジェクト) の左上アドレスを返します。
但し、画像が２値画像 (FGA 画像オブジェクト) の場合は、本関数では取得できません。 この場合は、本関数では NULL を返しますので、 fnFGA_img_get_ch_binadrs() を代わりに使用して下さい。

本関数で返されるのは FGA 画像オブジェクトが扱う画像メモリのアドレスであり、CPU から直接アクセス出来ませんので御注意下さい。
FGA 画像オブジェクトが扱う画像メモリについては「 FGA ライブラリの画像メモリ 」のページを参照して下さい。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_ch_adrs() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	himg	アドレスを取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル
[in]	channel	アドレスを取得するチャネル番号

戻り値:

正常終了した場合は、左上画素のアドレスを返します。 異常終了した場合は、NULL を返します。(パラメータエラー、画像形式エラー、ライセンスエラー、または未初期化エラー)

画像 (FGA 画像オブジェクト) の画像アドレス取得. (チャネル 0 固定).

himg パラメータで指定された画像 (FGA 画像オブジェクト) の「チャネル 0 番の」左上アドレスを返します。
但し、画像が２値画像 (FGA 画像オブジェクト) の場合は、本関数では取得できません。 この場合は、本関数では NULL を返しますので、 fnFGA_img_get_binadrs() を代わりに使用して下さい。
0 番以外のチャネルのアドレスが取得したい場合は fnFGA_img_get_ch_adrs() を使用して下さい。

本関数で返されるのは FGA 画像オブジェクトが扱う画像メモリのアドレスであり、CPU から直接アクセス出来ませんので御注意下さい。
FGA 画像オブジェクトが扱う画像メモリについては「 FGA ライブラリの画像メモリ 」のページを参照して下さい。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_adrs() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]

himg

アドレスを取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル

戻り値:

正常終了した場合は、左上画素のアドレスを返します。 異常終了した場合は、NULLを返します。(パラメータエラー、画像形式エラー、ライセンスエラー、または未初期化エラー)

画像 (FGA 画像オブジェクト) の情報取得.

himg パラメータで指定された画像 (FGA 画像オブジェクト) の情報を取得します。
指定された画像が NULL チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) だった場合は、各パラメータには 0 を返し、正常終了します。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_params() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	himg	情報を取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル
[out]	channels	画像メモリのチャネル数
[out]	type	画像メモリの種別
[out]	step	画像メモリの行ステップ(画素単位)
[out]	width	領域幅
[out]	height	領域高さ

戻り値:

	F_ERR_NONE	正常終了
	F_ERR_INVALID_IMAGE	不正な画像ハンドルが渡されたため異常終了
	F_ERR_NO_LICENCE	ライセンスエラー、または未初期化エラー

画像 (FGA 画像オブジェクト) の情報取得. (チャネル数).

himg パラメータで指定された画像 (FGA 画像オブジェクト) のチャネル数を取得します。
指定された画像が NULL チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) だった場合は、0が返ります。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_channels() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]

himg

情報を取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル

戻り値:

正常終了した場合は、画像のチャネル数を返します。 異常終了した場合は、-1を返します。

画像 (FGA 画像オブジェクト) の情報取得. (画像タイプ).

himg パラメータで指定された画像 (FGA 画像オブジェクト) のタイプを取得します。
指定された画像が NULL チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) だった場合は、0が返ります。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_type() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]

himg

情報を取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル

戻り値:

正常終了した場合は、画像のタイプを返します。 異常終了した場合は、-1を返します。

画像 (FGA 画像オブジェクト) の情報取得. (ステップ).

himg パラメータで指定された画像 (FGA 画像オブジェクト) のステップ(メモリ横幅)を取得します。
指定された画像が NULL チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) だった場合は、0が返ります。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_step() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]

himg

情報を取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル

戻り値:

正常終了した場合は、画像のステップを返します。 異常終了した場合は、-1を返します。

画像 (FGA 画像オブジェクト) の情報取得. (画素サイズ).

himg パラメータで指定された画像 (FGA 画像オブジェクト) の画素サイズを取得します。
指定された画像がNULLチャイルド画像だった場合は、0が返ります。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_pixel_size() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]

himg

情報を取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル

戻り値:

正常終了した場合は、画像の画素サイズを返します。 異常終了した場合は、-1を返します。

画像 (FGA 画像オブジェクト) の情報取得. (メモリステップ).

himg パラメータで指定された画像 (FGA 画像オブジェクト) のメモリステップ(バイト単位メモリ横幅)を取得します。
指定された画像がNULLチャイルド画像だった場合は、0が返ります。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_step_as_bytes() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]

himg

情報を取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル

戻り値:

正常終了した場合は、画像のステップを返します。 異常終了した場合は、-1を返します。

参照:

fnFGA_img_get_step()

画像 (FGA 画像オブジェクト) の情報取得. (画像幅).

himg パラメータで指定された画像 (FGA 画像オブジェクト) の幅を取得します。
指定された画像が NULL チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) だった場合は、0が返ります。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_width() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]

himg

情報を取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル

戻り値:

正常終了した場合は、画像の幅を返します。 異常終了した場合は、-1を返します。

画像 (FGA 画像オブジェクト) の情報取得. (画像高さ).

himg パラメータで指定された画像 (FGA 画像オブジェクト) の高さを取得します。
指定された画像が NULL チャイルド画像 (FGA 画像オブジェクト) だった場合は、0が返ります。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_height() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]

himg

情報を取得する画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル

戻り値:

正常終了した場合は、画像の高さを返します。 異常終了した場合は、-1を返します。

画像 (FGA 画像オブジェクト) のルート情報取得.

画像 (FGA 画像オブジェクト) himg の割り当てられているルート画像 (FGA 画像オブジェクト) の情報を取得します。
himg はルート画像でもチャイルド画像でも構いません。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_get_root_params() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	himg	情報を取得する画像 (FGA 画像オブジェクト)
[out]	hroot	himg の割り当てられているルート画像 (FGA 画像オブジェクト) のハンドル himg がルート画像のときは himg を返す(つまり *hroot = himg ) 関数エントリー時 *hroot == NULL でなければなりません。
[out]	channel	*hroot のうち himg の割り当てられているチャネル番号 himg がルート画像の場合、または himg が hroot の全チャネルに 割り当てられている場合は -1 を返す
[out]	offset_x	himg の左上Ｘ座標（ルート画像の左上画素を(0,0)としたときの座標）
[out]	offset_y	himg の左上Ｙ座標（ルート画像の左上画素を(0,0)としたときの座標）

戻り値:

	F_ERR_NONE	正常終了
	F_ERR_INVALID_IMAGE	himg に無効な画像ハンドルが指定された
	F_ERR_INVALID_PARAM	無効なパラメータが入力された。 出力パラメータの何れかがNULL *hroot がNULLでない
	F_ERR_NO_LICENCE	ライセンスエラー、または未初期化エラー

画像 (FGA 画像オブジェクト) オーバーラップ判定.

２枚の画像 (FGA 画像オブジェクト) himg1, himg2 が指し示している画像メモリ空間が、 オーバーラップして（重なって）いるかいないかを判定します。

本関数に対応する FIE ライブラリ関数は fnFIE_img_is_overlaped() となります。
ここに記載されていない詳細な仕様に関しては 「FIE ライブラリ説明書」 を参照して下さい。

引数:

[in]	himg1	判定する画像１ (FGA 画像オブジェクト)
[in]	himg2	判定する画像２ (FGA 画像オブジェクト)

戻り値:

	0	２枚の画像はオーバーラップしていない
	1	２枚の画像の一部分がオーバーラップしている
	2	２枚の画像は完全に同じ部分を指している
	F_ERR_INVALID_IMAGE	無効な画像が指定された
	F_ERR_NO_LICENCE	ライセンスエラー、または未初期化エラー