CPU からデバイスメモリに直接アクセスすることはできず、GPU からホストメモリに直接アクセスすることはできません。
fnFGA_img_get_adrs() 等の関数により取得することが出来る画像メモリのアドレスは、このデバイスメモリのアドレスとなります。
その為、このアドレスに対し CPU から直接アクセスすることは出来ないことになります。
また fnFGA_img_copy() により行う FIE 画像オブジェクトと FGA 画像オブジェクト間のコピーの際には、 FIE 画像オブジェクトが管理するホストメモリと FGA 画像オブジェクトが管理するデバイスメモリ間での データ転送が行われます。 (※2)
FGA 画像オブジェクトの画像メモリは、デバイスメモリ上で FIE 画像オブジェクトと同じフォーマットで管理されます。 (※3)
これらの事項を踏まえることにより、FGA ライブラリ以外の手段( ユーザー側で用意した CUDA カーネル等 ) から FGA 画像オブジェクトの 画像メモリにアクセスすることが可能となります。
また CUDA Runtime API により外部確保したデバイスメモリから FGA 画像オブジェクトを作成することも可能となっております。
( 詳細は fnFGA_img_root_import_alloc() を参照して下さい。 )