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[名古屋] ロボデックス イベントレポート
2020年10月21日(水)~10月23日(金)ポートメッセなごやにて開催された「第3回 名古屋ロボデックス展」へ出展しました。
多くのお客様にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
残念ながら会期中にご来場いただけなかったお客様にブースの様子をお伝えできればと思います。また、本レポート内にある資料ダウンロードボタンより、当日配布した資料をダウンロードいただけますので、ぜひ、現場課題の解決にお役立てください。
当日のブースの様子
デジタルトランスフォーメーションを加速
~知能と知覚で現場作業を自動化するモノづくりシステム~
東京エレクトロンデバイスのブースでは、「デジタルトランスフォーメーションを加速~知能と知覚で現場作業を自動化するモノづくりシステム~」をテーマに、独自のデータ分析自動化技術と画像処理技術で実現する実用的なソリューションをデモンストレーションを交えてご紹介しました。
新型コロナウイルス感染症が拡大している中ではありましたが、徹底した感染予防対策のもと、無事に実施をすることができ、弊社ブースへは、3日間を通して多くのお客様にお越しいただきました。
■開催概要・デモ展示詳細はこちら
展示コーナーの紹介
当日はデモや事例動画のご紹介も交えながら、お客様の課題解決に向けたソリューションをご紹介しました。
予知保全~AI/IoT~
■予知保全 データ活用プラットフォーム CX-D
CX-Dは、設備の予知保全を実現するためのデータ活用プラットフォームです。CX-Dは、多様なPLC、センサーとの接続・通信ができる「データ収集機能」、監視ダッシュボードを作成する「可視化機能」、稼働状態のデータを学習し変化を自動検知する「変化監視機能」、変化を作業者に伝える「通知機能」が標準搭載されたオールインのデータ活用基盤です。お客様ご自身で予知保全システムを構築する事を全面的に支援します。
■異常判別プログラム自動生成マシン CX-M
時系列データを入力すると「データクレンジング」「特徴の抽出」「機械学習による診断基準プログラム(推論モデル)の作成」「判別精度検証」を独自ソフトウェアで行い、異常判別プログラムを自動で生成する専用マシンです。利用者はデータ分析技術の知識がなくても、数値データを用意するだけで設備状態を判別するプログラムを生成でき、出力を行えば、製造現場や、自社のシステムに組み込むなど任意の環境での利用が可能です。
ビジョンロボット~AI・画像処理~
■不定形物ピッキング・デパレタイズシステム TriMath
TriMathは、不定形物のピッキング・デパレタイズを行うロボットシステムです。多種多様なバラ積みされた箱や、袋・鉱物等、形状は不定形の対象物をマスターレス(パターン登録不要)でピッキング・デパレタイズが可能です。光学ユニット、ビジョンユニット、ロボットユニット、ハンドユニットをシステム化し提供します。
ウェハ検査~マクロ光学~
■マクロ検査装置 RAYSENS
光の僅かな変化を捉える光学技術を用いてウェハの欠陥を高速、高感度に検出することが出来る装置です。ベアウェハ、パターン付ウェハの両方の欠陥検査に対応し、各欠陥対象に応じて最適な光学系、検出アルゴリズムによりスピーディ、高感度に欠陥検出を行います。従来の抜き取りによる目視検査から、全数検査自動化の推進、今後高い市場成長率が見込まれている化合物半導体をはじめとするウェハの外観検査や工程内検査をサポート。
パーツカウンター~画像処理~
■計数器(パーツカウンター) めばかり君
部品倉庫の入庫時、部品払い出し時、在庫部品の棚卸時などに実施する部品計数作業を、画像処理により補助するシステムです。従来の手作業で行っていた計数作業に対し、「めばかり君」は画像処理技術により、この計数作業の効率化を実現しました。作業者はモニタ画面の指示に従い部品を“ばらす”だけ。神経を使う細かい計数作業から解放されます。作業記録がすべてデータで保存されるため問題が発生した場合の履歴確認も可能。
特別プレゼンテーション
シアターコーナーでは、動画や事例を交えたプレゼンテーションを行い、多くのお客様にお立ち寄りいただきました。
<シアタープレゼンテーション 一例>
・「自社で運用できる!IoTデータ活用プラットフォーム 「 CX-D 」」
・「データ分析作業を内製化!判別モデル自動生成マシン 「 CX-M 」」
・「不定形物を器用に仕分け!知能ロボットシステム 「 TriMath 」」
次回セミナーのご案内
モノづくり現場のデータ活用実践 ウェビナー
~設備データ準備と分析作業の理論と実演~
製造業で注目されている現場のデータ活用ですが、その実現ステップやデータ活用のポイントなどは従来の業務とは異なり経験が少なく手探りな企業が多くあります。本ウェビナーでは、当社のこれまでの現場作業経験をもとにデータ準備と分析作業のポイントをご紹介し、具体的な事案をモチーフに製品デモを通して理解を深めていただきます。
開催日時:2020年11月11日(水) 15:00~17:00
会場:オンライン(全国どこでも参加が可能)