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第6回 ロボデックス展 イベントレポート
2022年1月19日(水)~1月21日(金)東京ビッグサイトにて開催された「第6回 ロボデックス -ロボット [開発]・[活用] 展-」へ出展しました。3日間を通して、多くのお客様にご来場いただきました。
残念ながら会期中にご来場いただけなかったお客様にブースの様子をお伝えできればと思います。また、本レポート内にある資料ダウンロードボタンより、当日配布した資料をダウンロードいただけますので、ぜひ、現場課題の解決にお役立てください。
当日のブースの様子
人手作業を解放する
東京エレクトロンデバイスブースでは、「人手作業を解放する」をテーマに、
・工場・物流現場の人手の作業を自動化するビジョンロボットシステム
・予知保全・要因調査機能を有する設備監視システム
・計測・検査 部品計数作業補助システム
の3つのシステムを軸に、デモンストレーションと展示を通してお客様の現場課題を解決する選択肢をご紹介しました。
今年も徹底した感染予防対策のもと、無事に実施をすることができ、弊社ブースへは、3日間を通して多くのお客様にお越しいただきました。
■開催概要・デモ展示詳細はこちら
展示・デモンストレーションの紹介
当日はデモや事例動画のご紹介も交えながら、お客様の課題解決に向けたソリューションをご紹介しました。動画にて実際のデモの様子をお届けいたします!
人手作業を解放する!ビジョンロボットシステム
このデモンストレーションでは、パレットにある石とブロックをピッキングをして、その特徴によって仕分けを行っています。ポイントは「対象物の情報は不要」という点です。画像処理技術を応用して3次元情報から対象物を切り分け、認識し、ロボットに位置情報を伝えることで、対象物の情報は何も与えずに、初見で作業に取りかかり、完結させています。
ビジョンロボット「メッキ部品のピッキング」
最新のAI技術を実装したビジョンロボットシステムによる「メッキ部品のピッキング」のデモンストレーションを行いました。このデモンストレーションでは、2DのWEBカメラを使って、2次元の画像からAIで距離を推測し、製造現場で取り扱いが困難であったメッキ・透明・黒色等の対象物を取りに行っています。
TOFカメラで多品種部品のピッキング
ビジョンロボットシステムによるTOFカメラを使用した「部品の集荷」デモンストレーションを行いました。「部品の集荷」は、QRコードの指示通りに多種部品を1か所に集めています。TOF距離計測技術を用いた測距センサー搭載のカメラモジュール「TOFカメラ」を使用して3次元の認識を行っています。光学機器が変わっても、事前に対象物の情報は何も与えることなく、初見で動作を行っています。
FIPG塗布・検査・組付け作業を自動化!ビジョンロボットシステム
画像処理を使用したロボティクス技術、FIPG塗布の自動化をご紹介しました。FIPG塗布のポイントは、従来、人手作業と専用塗布装置を使って行っていた部材の塗布と組付け作業のラインを、1台のビジョンロボットシステムが3役をこなし自動化するという点です。
作業時間が70%削減!計数器・パーツカウンター
部品倉庫の入庫時、部品払い出し時、在庫部品の棚卸時などに実施する部品計数作業を、画像処理により補助するシステム 計数器・パーツカウンターです。ブースでは、計数器・パーツカウンターの実機を設置し、“部品を 「載せて」「広げて」「撮る」だけ”という直観的な操作をお客様に実際にご体験いただきました。
>>部品別効果表はこちら
「計数器・パーツカウンター めばかり君」で計測した場合の効果を代表的な部品で示しました。
予知保全・品質改善
異常検知・設備診断システム [CX-D]は、お客様(製造業)の予知保全や品質改善を目的に、設備のデータ収集、可視化、高度なAI技術(機械学習)を活用した異常検知、状態診断を行うための設備診断システムです。
時系列データ分析マシン[CX-M]は、予知保全や品質改善を目的に、異常検知から要因調査までの現場課題をデータ分析で素早く解決する自動化マシンです。
ブースでは、異常検知・設備診断システム [CX-D]と時系列データ分析マシン[CX-M]の実機を使った設備監視、時系列データの分析作業デモンストレーションをご紹介しました。
特別プレゼンテーション
シアターコーナーでは、動画や事例を交えたプレゼンテーションを行い、予知保全に興味をお持ちのお客様にお立ち寄りいただきました。
<シアタープレゼンテーション>
・「予知保全・品質改善を攻略 DXを前進させるCX製品とは」