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設計 設計・製造受託
インテル® FPGAを使用した
設計量産受託
最近、FPGAを使った回路設計が増えていますが、その理由をご存知でしょうか?
10年以上前に比べ、格段に回路規模が大きくなり、小型、高性能、低消費、ローコストになりました。そのため、当初は特定のアプリのみで使われていたFPGAも、今ではほとんどのアプリで使用されており、日々変わる要求仕様の対応にも適しています。しかしながら、初心者の方にとっては、開発Toolの導入やFPGA論理設計の勉強、経験者の方にとっても設計ノウハウ、開発Toolの癖や要求スペック・ロードマップを踏まえたFPGA選定など、それぞれの課題があるかと思います。
本特集では、そのような課題を解決するインテル® FPGAを使った設計量産受託サービスを紹介いたします。
インテル®のデザイン・ソリューション・ネットワーク (DSN)は、お客様の製品開発のニーズ、開発リスクの低減、開発製品の市場投入期間の短縮の要求を満たすための、デザイン・サービス、IP、製品などの幅広いサービスおよび製品を提供するパートナー企業で構成されています。弊社では、インテルDSNパートナー(デザイン・サービス)として、インテルと定期的に情報交換をしており、インテル® FPGAのロードマップや開発Toolの最新情報の入手、設計ノウハウ等の共有をしております。さらに、弊社で基板等の量産供給をお任せ頂ける場合は、DSNパートナー特別価格での提供も可能です。
弊社ではインテル®のミドルクラスFPGAであるインテル® Arria®を搭載し、FPGA周辺回路(メモリ、電源等)を最適化したSoM(System on Module)をプラットフォームとして開発しました。
そのSoMプラットフォームと、こちらも弊社開発のPOC確認用ベースプラットフォームやFMCカードを組み合わせれば、スピーディにPOCの構築が出来ます。もちろん、お客様のご要求仕様に合わせたカスタマイズもお手伝いさせて頂きます。これらの資産を活用することで、新規FPGA設計でのリスクを低減することが可能です。
さらに、このインテル® Arria® SoMの狙いとして、SoMプラットフォームは変えずに、I/Fボードだけを変更し、装置のシリーズ展開をする開発方法も可能です。そうすることで、制御回路のコア部分のハードは変更せずにFPGAを書き換え、I/Fボードを再作成するだけで派生展開が可能になり、忙しい製品開発エンジニアの方でも、時間と費用の効率化が期待できます。
カスタム可能な多用途向け SoM (System On Module)
ベース基板のカスタムやFMCカードを組み合わせることで、様々なインターフェースへの対応が可能
<複数FMCタイプ>

SoMとFMCカードを使って容易に評価環境を構築可能