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第5回 名古屋ロボデックス展 イベントレポート


2022年10月26日(水)~28日(金) ポートメッセなごやにて開催された「第5回[名古屋]ロボデックス -ロボット [開発]・[活用] 展-」へ出展しました。3日間を通して、多くのお客様にご来場いただきました。残念ながら会期中にご来場いただけなかったお客様にブースの様子をお伝えできればと思います。

当ブースでは、「工場DX」をテーマに人手作業、目視作業を自動化・効率化しセキュアな環境を提供するソリューションを紹介いたしました。 「ロボット×ビジョン」、「予知保全・品質改善」、「工場ネットワークセキュリティ」、「部品計数」、「ルールベース×AI」のデモンストレーションを通して工場DXを提案いたしました。

■開催概要・デモ展示詳細はこちら

 

 

 


【来場者アンケート結果発表】工場DXについて教えてください

会場では来場者の方に、「工場DX」に関するアンケートを実施いたしました。来場者の方には、実際に感じている課題・関心のあるテーマについて、当てはまる項目にシールを貼っていただきました。では3日間の集計結果を発表していきます。

 

 

1. 工場DXで関心のあるテーマは次のどれですか?

1. 工場DXで関心のあるテーマは次のどれですか?

人作業の効率化というのが上位にランクイン。工場現場は、まだまだ人の力で支えられているという現実とその改善への期待が現れた結果でした。高難度の人作業の自動化が業界全体の挑戦ですね。
現場には、どうしても自動化できていない作業があり、その多くは人の判断が必要な作業です。お困り事が関心事として表れているように感じました。

 

2. 取り組む上での課題は何ですか?

2. 取り組む上での課題は何ですか?

DX課題は、技術ではなく人材と時間という点に注目。人材育成・成長機会の提供ニーズが今後高まると予想。「製品+育成サービス」がキーワードかもしれません。
自動化出来たら改善できる問題が、人材不足のために踏み切れていない。なんとも歯がゆい結果が浮き彫りになりました。DX化へ行動を起こす前の段階が一番のポイントですね。まずは相談できる環境、そして人材育成サポートサービスが大切だと感じました。

3. 技術的に関心のあるテーマは何ですか?

3. 技術的に関心のあるテーマは何ですか?

やはりAIがダントツの注目テーマである一方、昔ながら画像処理も根強いニーズ。現場には、計測・検査の未解決課題がまだまだあるということですね。1、2で回答頂いた興味や課題について、既に自身の解決案をお持ちなのかもしれません。
人手作業、人手不足をAIや画像処理技術に置き換える。なかなか踏み出せないですが、考えるところから一緒に進めさせてもらいたいと思います。


展示・デモンストレーションの紹介

当日はデモや事例動画のご紹介も交えながら、お客様の課題解決に向けたソリューションをご紹介しました。動画にて実際のデモの様子をお届けいたします!

ビジョンロボット「多品種バラ積みピッキング&仕分け作業」

TriMathは、製造・物流現場におけるビジョンロボットシステムです。独自のビジョン技術とロボット、ハンド、センサーを連携制御させ、従来困難であった多種多様な不定形・不規則形状物の柔軟な搬送・仕分け作業を実現します。

 

 

ビジョンロボット「メッキ部品のピッキング」

最新のAI技術を実装したビジョンロボットシステムによる「メッキ部品のピッキング」のデモンストレーションを行いました。このデモンストレーションでは、2DのWEBカメラを使って、2次元の画像からAIで距離を推測し、製造現場で取り扱いが困難であったメッキ・透明・黒色等の対象物を取りに行っています。

 

 

予知保全・品質改善

異常検知・設備診断システム [CX-D]は、お客様(製造業)の予知保全や品質改善を目的に、設備のデータ収集、可視化、高度なAI技術(機械学習)を活用した異常検知、状態診断を行うための設備診断システムです。

時系列データ分析マシン[CX-M]は、予知保全や品質改善を目的に、異常検知から要因調査までの現場課題をデータ分析で素早く解決する自動化マシンです。

ブースでは、異常検知・設備診断システム [CX-D]と時系列データ分析マシン[CX-M]の実機を使った設備監視、時系列データの分析作業デモンストレーションをご紹介しました。

 

AIを使うことはもう難しくない! AIプラットフォーム

AIプラットフォームは、AI開発(データ管理~学習・評価)からインライン展開の一貫プラットフォームによりお客様のルールベース×AIを推し進めてまいります。

 

作業時間が70%削減!計数器・パーツカウンター

部品倉庫の入庫時、部品払い出し時、在庫部品の棚卸時などに実施する部品計数作業を、画像処理により補助するシステム 計数器・パーツカウンターです。ブースでは、計数器・パーツカウンターの実機を設置し、“部品を 「載せて」「広げて」「撮る」だけ”という直観的な操作をお客様に実際にご体験いただきました。

 

 

産業向けネットワークセキュリティ Edgeシリーズ

トレンドマイクロ製Edge製品は、工場ネットワークを経由したサイバー攻撃から設備を守る製品です。工場内の重要設備、古いOSを使用している設備、エンドポイントセキュリティ導入が出来ない設備に対して外付けでセキュリティを担保します。

 


特別プレゼンテーション

シアターコーナーでは、下記の動画や事例を交えたプレゼンテーションを行い、工場DXに興味をお持ちのお客様にお立ち寄りいただきました。

 

  • 人手作業を解放する ビジョンロボットTriMarh
  • もう挫折しない!予知保全・品質改善を実現する最強DXツール CX
  • AIを使うことはもう難しくない! AIプラットフォーム
  • トレンドマイクロ工場セキュリティガイドライン対策

 


ご来場者特典!課題解決事例集&DX対談集

ブースへお越しいただいたお客様には、12の現場作業の自動化・省人化の事例が掲載されている「課題解決事例集」と、これからの現場に求められるビジョンロボットについて、開発に携わる5社の企業の技術視点から、現状課題、今後の展望を伺った「DX対談集」をお配りいたしました。

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