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ToF特集
ToFカメラに最適なアプリケーション
人認識編
前回の特集『 Depthセンシング方式におけるToFカメラの特徴』でToFカメラの特徴は、解像度が必要な形状認識、およびサイズ測定(ヒト・モノの認識)であることをご紹介しました。今回の特集ではその特徴を活かした人流検知ソリューションについてご紹介します。
第1弾:「ToFカメラとは?~ToFカメラを使ってできること~」
第2弾:「Depthセンシング方式におけるToFカメラの特徴」
第3弾:「ToFカメラに最適なアプリケーション ~人認識編~」
第4弾:「ToFカメラに最適なアプリケーション~モノ認識/倉庫管理編~」
第5弾:「新型ToFカメラ~屋外(太陽光下)での評価状況を公開!~」
第6弾:「新型ToFカメラ~屋外(太陽光下)での評価状況 第2段!~」
第一に人の認識が上げられます。ToFカメラを使用することで、従来のカメラ認識で必要であったクロマキ処理(背景と人との分離)などが不要となります。距離値で背景をマスクすることで、人のみを切り出すことが可能です。ジェスチャ認識にも最適で、ある特定の測距範囲に、手のひらが存在するときにだけ認識するということが簡単に実現可能です。
例えば天井から下を見下ろした場合、床面から認識した人の高さを求めることは容易に実現可能です。また、人を認識して身長を求めることも可能です。ToFカメラだけでは男女の識別は難しいですが、大人か子供か、また親子連れか等の判断は可能になると考えます。
人の重なりも距離値によって分離できるため、通常の画像処理と比べ、人と人の分離処理は簡易にできます。隠れ入場などの防止、共連れセンサーとしても活用できます。
特定エリア内の人数カウントや動向トラッキング、昨今では人と人との間隔(ソーシャルディスタンス)の検知にも応用することが可能です。
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第2弾:「Depthセンシング方式におけるToFカメラの特徴」
第4弾:「ToFカメラに最適なアプリケーション~モノ認識/倉庫管理編~」
第5弾:「新型ToFカメラ~屋外(太陽光下)での評価状況を公開!~」
第6弾:「新型ToFカメラ~屋外(太陽光下)での評価状況 第2段!~」
第7弾:「ToFカメラカスタム開発の事例紹介」