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短期間でPoC構築!
インテルプロセッサCPUモジュール編

短期PoC構築!「インテルプロセッサCPUモジュール編」

 

東京エレクトロンデバイスでは、設計・量産受託サービスを提供している傍ら、商社機能として多種多様な半導体製品を取り扱っております。半導体メーカーによっては、CPUモジュールやシングルボードといった製品が提供されていることもあり、それらを上手に活用することで、短期間かつ低コストでPOC環境を構築することが可能です。

短期間で構築したPOCから御要求仕様に応じたインタフェースの増減、基板サイズ/材質変更、認証取得、ソフトウエアのカスタマイズ、筐体といった量産最終形態まで、当社開発センターの技術力とプロダクト専任FAEの知見、情報、サポート力で当社ならではのご提案が可能です。

本特集記事では、インテルプロセッサ搭載CPUモジュールやシングルボード利用することのメリットやサポート内容を実際の開発事例を交えてご紹介いたします。

 

目次

 

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はじめに

 

プロセッサの性能が向上していくにつれて、開発にかかる時間とリソースは増加傾向にあります。特に、高速なインターフェースやメモリ回りの設計は、要求がより厳しくなっており、新規のボード設計には多くの時間を割くことになります。また開発側のリソースは、ハードウェアではなく、ソフトウェア(アプリケーション)の開発に注力したいケースが多いと思います。

上記の問題をクリアする一つの手法として、CPUモジュールやシングルボード製品の利用が挙げられます。これらの製品は、産業機器に求められる長期供給性や高品質を担保しております。また開発初期に機能検証を行うことができ、加えて実開発の段階でもハードウェア設計にかかる時間を大幅に短縮することができます。

 


 

 

取り扱い製品は?

 

当社はインテル社の1次代理店であり、インテルプロセッサ搭載のモジュール・ボードメーカー製品を多数取り扱っております。以下に代表的な取り扱いサプライヤを記載いたします。

 

取扱製品

 


 

 

CPUモジュールを活用するメリットは?

 

以下4点のメリットが挙げられます。

 

  • 1. 必要なインターフェースを自由に設計可能
  • 2. 早期に市場へ投入することができる
  • 3. CPUモジュールを変更することで、製品の横展開が容易
  • 4. 少量多品種の開発案件も対応

 

CPUモジュール活用イメージ

 


 

 

具体的な開発事例は?

 

開発事例1

COMeモジュールの選定、キャリアボード・FPGAボードの設計開発を行いました。以下のリクエストにお応えしました。

  • 設計時の回路チェックや、顧客要求に応じた各種試験
  • 排熱機構部(ヒートシンク)の設計
  • BIOSカスタム
  • CPUモジュールとキャリアボードを組付けた状態で納品

 

開発事例1 CPUモジュールを利用した受託開発

開発事例1 CPUモジュールを利用した受託開発

開発事例2

シングルボードの選定、インターフェースボードの設計開発を行いました。以下のリクエストにお応えしました。

  • インテルプロセッサをPCIe Endpointとして使用(インターフェースボードの開発を合わせて提案)
  • 輸出国への安全認証の取得
  • 製品のラベル位置やロゴの変更

 

開発事例2 シングルボードを利用した受託開発

開発事例2 シングルボードを利用した受託開発

 


 

まとめ

 

モジュール製品やシングルボードを利用する際に問題になりやすいのは、既存システムとの接続です。

当社開発センターでは、その間を埋めるためのキャリアボードやインターフェースボードの開発も合わせてご提案することができます。特に、最新の製品ではサポートされにくいレガシーのI/Oをお使いで、お困りのお客様がいらっしゃいましたらお声がけください。

また、モジュールやボードのカスタマイズもお受けすることができます。BIOSカスタムからI/Oやコネクタの変更等、気軽にご相談ください。当社専任FAEがお客様のお悩みにお応えいたします。

 

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