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医療機器装置の改善ポイント
【画像診断装置編】
東京エレクトロンデバイス株式会社では医療機器の開発、製造への取り組みを強化しています。 前回は大型検査装置について紹介しましたが、今回は画像診断装置のお客様に向けて提供できるサービスをご紹介します。
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画像診断装置とは
画像診断装置は用途によって装置の種類が細分化されています。
・超音波診断装置(エコー検査)
・X線検査装置(レントゲン検査)
・CT検査装置(コンピューター断層撮影検査)
・MRI検査装置(磁気共鳴画像診断検査)
これらの装置は人体に直接影響があるため、医療機器クラスⅡに該当します。それぞれに得意とする診断部位や症状が異なるため、疾患に応じてどの画像診断装置を用いるかが選択されます。
画像診断装置向けの開発実績
東京エレクトロンデバイスではこれまで産業機器や画像機器で培ってきた設計のノウハウを生かして、画像診断装置向けに数々の開発を行ってきました。
汎用インターフェースやアナログ回路、GHz帯の高速インターフェースを含むエレキ設計から、FPGAやマイコンのソフト設計、筐体も含めたユニット供給までお客様のご希望に沿って幅広く対応しています。
開発例
超音波診断装置
MRI
X線検査装置
画像検査装置の主要機能と課題
前回の特集記事では大型の体外診断用機器の機能ブロックについて弊社の見解をご紹介いたしましたが、今回は画像診断装置についてご紹介いたします。
画像診断装置はデータ取得のためのセンシング部が、装置毎に“磁気”や“超音波”、“X線”などさまざま存在しますが、動作の大枠としては、センサシング部から取得したデータをアナログフロントエンド(AFE)で受信し、受信したデータの収集、画像合成、画像の表示やPACSなどサーバーへの保存が主な機能ブロックとなります。
体外診断装置同様に各機能ブロックでは、弊社半導体商社部門による取扱製品で構成することが可能なため、部材に熟知した専門家を含めた開発チームにより、部品レベルでQCDを考えた設計が可能であり、全ての機能ブロックに対し、弊社のノウハウを活用いただけます。
また、現行機種における以下のような課題に対して、装置機能の改善が期待できる提案を積極的に行っております。
画像検査装置イメージ図
画像検査装置で改善が見込まれている課題例
- 寝台制御の課題:人を乗せて大きく稼働する部分のためより高度な安全性の確保
- AFEの課題:センシング部の進化にあわせた性能向上
- データ収集の課題:取得データの増加に伴う帯域の向上
- 画像合成の課題:合成速度向上に向けた高性能なプロセッサへの置換、画像合成のAI対応
- インターフェイスの課題:最新の通信規格への対応
- 院内ネットワークの課題:セキュリティ対策
- 操作パネル/モニタの課題:メカスイッチからタッチパッド、タッチパネルなど最新のUIへの対応
- 特殊電源の課題:IEC60601など安全規格の改定対応
- 高速伝送の課題:多種多様な伝送規格への対応
規格例
- PCIexpress Gen3×16
- Aurora8B10B/64B66B,Serial RapidIO
- Optical Interface (SFP+, SFP28)
- MIPI、 CoaXPress,V-by-One HS
- HDMI2.1、DVI、DisplayPort1.4、ARIB 12G/6G/3G/HD-SDI、CameraLink
- GVIF3、GMSL3、SLVS-EC
弊社では、半導体商社部門の専門家が、今後の装置機能の改善が図れる装置ポイント、また供給性を念頭にした部材選定からお手伝いいたします。また、開発、製造、保守に至るまでお客様のお困りごとを解消するため、無料オンラインサロンを開設しております。
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