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設計 設計・製造受託

置き換え開発提案
Enpirionシリーズ電源からの置き換え提案

 

近年、半導体を中心とする電子部品の供給が不安定である事を理由に、設計変更を余儀なくされるケースが増えています。東京エレクトロンデバイスでは、設計・量産受託サービスを提供していると共に、商社機能として半導体電子部品を取り扱っている事を強みに、部品置き換えに伴う設計変更でお困りの方々へご支援することが可能です。本特集記事では、電源回路の置き換え受託開発に関してお届けします。

 

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これまでIntel社で取り扱っているFPGAを設計するにあたりEnpirionシリーズの電源をセットでご使用される事例が多くありました。しかし昨今の半導体供給難の影響もあり生産終了の対応が取られました。

2022年3月の最終オーダーで必要分を注文されているものの、いつ納入されるのか不透明な状況にあるのではないでしょうか。生産終了となった電源だけ回路変更を行うのか、それともこれを機会に全体構成を一新するのかの判断に迫られるときです。

 

Enpirion電源シリーズが終了!

 

 

 

電源回路を変更するということは要求仕様を満たしたデバイスを新しく選定するだけでは安定した電源を供給出来ません。最適な周辺部品の選定やレイアウト、昨今規制が厳しくなっているEMIやEMCの対策が重要となってきます。

 

出来るだけ短いループで部品を配置することが重要!

出来るだけ短いループで部品を配置することが重要!

 

考慮すべきノイズ対策

考慮すべきノイズ対策

 

また設計サイクルの長い製品(アプリケーション)に関しては既存製品に搭載されている回路を設計したエンジニアが既におらず設計の背景がわからないことから、回路の一部を変更したことで回路全体に影響が出てしまうというケースも起こり得ます。そして回路が完成しても適切な評価、測定を行えなければ正しい判断を行えないこともあります。

 

ノイズ測定方法

 

部品を変更しても今までと同じパフォーマンス(基板サイズ含む)を出すことはとても重要です。設計変更に伴う作業には多くの時間が必要となり他の業務にも支障をきたすことは容易に想像できます。

 

 

東京エレクトロンデバイスはEnpirionシリーズ電源の代替となるTexas Instruments社の電源製品を取り扱っています。担当FAEがデバイスの特徴(個性)を熟知しており、最適なデバイス選定ならびに最適な周辺部品の選定やレイアウトなど的確なアドバイスを行うことが出来ます。

 

TI社電源モジュールは新世代プロセス、小型化を実現!
Enpirion  ▶  Texas Instruments

出力電流 Enpirion 特長
5V降圧タイプDC/DC
0.6A EP5358HUI VIN=2.4V~5.5V, 2.5×2.25×1.1 ㎜
1A EP53A8LQI VIN=2.4V~5.5V,
3x3x1.1 ㎜
1A EN5311QI VIN=2.4V~5.5V,
4x5x1.1 ㎜
2A EN5322QI VIN=2.4V~5.5V,
4x6x1.1 ㎜
2A EN5329QI VIN=2.4V~5.5V,
4x6x1.1 ㎜
3A EN6337QI VIN=2.5V~6.6V,
4x7x1.85 ㎜
3A EN5335QI VIN=2.375V~5.5V, 7.5x10x1.85 ㎜
3A EN5336QI VIN=2.375V~5.5V, 7.5x10x1.85 ㎜
6A EN5365QI VIN=2.375V~5.5V, 10x12x1.85 ㎜
6A EN5366QI VIN=2.375V~5.5V, 10x12x1.85 ㎜
6A EN6363QI VIN=2.7V~6.6V,
4x6x2.5 ㎜
8A EN6360QI VIN=2.5V~6.6V,
8x11x3 ㎜
12V降圧タイプDC/DC
(PMBus®対応 *EN2342除く)
4A EN2342QI VIN=4.5V~14V,
8x11x3 ㎜
20A EM2120x01QI VIN=4.5V~16V, 17x11x6.76 ㎜
30A EM2130x01QI VIN=4.5V~16V, 17x11x6.76 ㎜
40A EM2140P01QI VIN=4.5V~16V, 17x11x6.76 ㎜
80A EM2280P01QI VIN=4.5V~16V, 18x23x6.8 ㎜
出力電流 Texas Instruments 特長
5V降圧タイプDC/DC
1A TPSM82821SILR VIN=2.4V~5.5V, 2×2.5×1.1 ㎜
1A TPSM82821SILR VIN=2.4V~5.5V, 2×2.5×1.1 ㎜
1A TPSM82821SILR VIN=2.4V~5.5V, 2×2.5×1.1 ㎜
2A TPSM82822SILR VIN=2.4V~5.5V, 2×2.5×1.1 ㎜
2A TPSM82822SILR VIN=2.4V~5.5V, 2×2.5×1.1 ㎜
3A TPSM82813SILR VIN=2.75V~6V, 3x4x2.4 ㎜
3A TPSM82823SILR VIN=2.4V~5.5V, 2×2.5×1.1 ㎜
3A TPSM82823SILR VIN=2.4V~5.5V, 2×2.5×1.1 ㎜
6A TPSM82866AA0SRDJR VIN=2.4V~5.5V, 3.5x4x1.4 ㎜
6A TPSM82866AA0SRDJR VIN=2.4V~5.5V, 3.5x4x1.4 ㎜
6A TPSM82866AA0SRDJR VIN=2.4V~5.5V, 3.5x4x1.4 ㎜
12A TPSM8A28RDGR VIN=2.7V~16V, 6.5×7.5×4.0 ㎜
12V降圧タイプDC/DC
(PMBus®対応 *TPSM84424、TPSM41625除く)
4A TPSM84424MOLR VIN=4.5V~17V, 7.5×7.5×6.4 ㎜
25A TPSM41625MOVR VIN=4.5V~16V, 11x16x4.2 ㎜
35A TPSM846C23MOLR VIN=4.5V~15V, 16x15x6.4 ㎜
35A+35A TPSM8D6C24MOWR VIN=2.95V~16V, 16x20x4.3 ㎜
35A+35A TPSM8D6C24MOWR VIN=2.95V~16V, 16x20x4.3 ㎜

その他表記されていない型番につきましては、弊社までお問い合わせください

 

同出力電流製品の比較

メーカー Enpirion Texas Instruments
品名 EN6363QI TPSM82866AA0SRDJR
リリース時期 2017年6月 2021年9月
ステータス End of Life Active
出力電流 6A 6A
実装面積 60㎟ 35㎟
外付け部品点数 10個(min) 3個(min)
Cin/Cout コスト $1.56 $0.14

※Cin/Coutコストはeコマース価格を参照

 

またこれまでにinreviumブランドでFPGAの評価ボードを販売している実績もあるため、FPGA向け電源回路に対するノウハウも持っています。

 

そしてメーカー代理店として多くの情報を持ち合わせており、新しい世代(プロセス)や市場流通の多いデバイスを中心に選定することで長期安定供給の面でお客様の不安は払しょくできるものと考えています。

 

依頼の流れ、置き換え事例は?

依頼の流れ

STEP 1

FPGAおよび電源仕様の決定(入力電圧、出力電圧、出力電流、シーケンスほか)

STEP 2

実装面積および基板の種類、筐体の確認

STEP 3 (TED側)

デバイスを決定して回路設計、評価を実施

 

置き換え事例

Enpirion電源からTI電源への置き換え

Enpirion電源からTI電源への置換

 

まとめ

未曽有の半導体供給難は電源回路にも及んでおり、その対策は急務です。

東京エレクトロンデバイスではEnpirionの代替となるTI社電源の取り扱いがあり、多くの情報を持ち合わせているため、新しい世代(プロセス)や市場流通の多い製品を中心に選定することで長期安定供給の面での不安を払しょくし、FAEがICの特性(個性)を熟知しているので、周辺部品の選定やレイアウトなどにおいても的確なアドバイスを行うことができます。

また自社開発(inrevium) でFPGA評価ボードをリリースした実績もあるため、FPGA向けの電源回路に対するノウハウも保持しており、設計者や調達の方の課題解決に役立つ支援をお約束いたします。

無料のオンライン相談サロンもご用意していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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